日本一周の旅 (10) 沖縄④
■4/16
今日から石垣島・離島方面を旅します!
天気は昨日までとは変わり曇りになってきてます。
ここでちょっとした意思疎通のミスにより、同居人が乗る飛行機は15時着と判明。
いまは11時にもなっていないので、4時間以上も空港で待つハメに…。
幸い空港ロビーの椅子は座り心地が良かったので、八重山そばを食べたりブログを書いたり、レンタカーやオプショナルツアーの情報を調べたりして時間を潰してました。
しかしふと周りを見回すと、作業着でいかつい雰囲気の、いかにも土建関係といった方々が妙に多い。この時はそれほど気にしなかったけど、後に理由が明らかになります。
やっと同居人が到着して、ようやく合流!
空港でレンタカーを借りて出発します。
石垣空港は市街地からちょっと離れているので、バスに乗るかここからレンタカーを借りるのが基本のようです。
石垣島は初めてなので、とりあえずガイドブックに書いてある地図を頼りになんとなく観光地を回ります。
玉取崎展望台
うーん、あまり天気が良くないせいかどんよりした雰囲気。普段は素晴らしい景観なんてしょうが…。
サンセットビーチ
やっておらず。4月は冬季なのか。
平久保崎灯台
石垣島最北端の場所。ここも天気が良ければザ・沖縄!という空と海が見える場所のようです。
川平湾
日本の百景にも選ばれている、石垣島を代表するビーチ。
車を返してホテルにチェックインした後、石垣市街をすこしぶらぶらして晩ごはんに。
石垣牛の焼肉を食べに行ったのですが、お店の選択を誤ったかちょっと微妙な内容だった…。
悔しいのでコンビニで石垣島のB級グルメ「おにささ」を買って部屋で食べました。
いわゆる「おにぎらず」形式のオニギリ(よくわからなくなる)に鶏のささみフライが具として入っています。
良い意味で想像通りの味。きっと中高生男子には大人気なんだろうなぁ。
■4/17
この日も天気は曇り。
高速船で40分ほどで西表島到着。
高速船ですが、思っていたよりもかなり揺れます。特に前の方は縦揺れが激しく落下時のフワッとした感じが気持ち悪さを増幅させる。
今日はまだ波が荒れてない方なので、荒れているときは酔いどめ必須かもしれません。
いきなり雨、しかもけっこう強い。
どうなることかと思ったのですが、船に乗り込む頃にはなんとか止んでくれました!
マングローブ林はまるでジャングル。日本ではないかのような景色。
青い空、白い砂浜、エメラルドグリーンの海、といった、南国沖縄のイメージとはまた違う顔を見せてくれました。
無人島とは言っても、中は植物園となっており立派な観光地です。
乗ってみました。
乗り心地はそんなに悪くないんだけど、水牛をコントロールするおじさんが妙に急かせるうえに余計な喋りがガチャガチャうるさい。
憧れていた、のんびりと進んでいくイメージと違っててなんだかガッカリ。
そんなモヤモヤを抱えつつも、とりあえず、由布島の自然を満喫します。やっぱり植物が本土とは全く違いますね。
浜辺のカフェで黒糖ジェラートを食べてまったり。
帰りの時間が近づく頃には少し天気が良くなってきました。
どうも水牛車は運転手(?)の人によって違いがあるようなので、帰りは良さそうな感じの人をよーく見定めて乗ってみました。
今度は大当たり!
落ち着いた語り口や三線を弾いたりなど、水牛車のゆったりした歩みを楽しめる雰囲気を作ってくれてました。
うっすらとだけど青空も出てきて、いい感じになってきたかも!
こちらでも集落を一周する水牛車に乗ります。陸地だと完全に歩いたほうが早いほど、ゆっくりした水牛の歩みだけど、それが日頃のせかせかした時間の流れを忘れさせてくれるのが良いんでしょうね。
水牛車のあとは、レンタサイクルでビーチに行ってみます。
竹富島は猫が多いことで知られており、確かにビーチのあたりにも猫がたくさんいました。沖縄は全体的に猫が多い印象だけどね。
陽が出てきてだいぶ暑くなってきたので、集落内のお店でカキ氷をいただきます。
黒糖はちみつミルク、うまい!ただ量が多い!食べきる頃にはかなり体が冷えちゃいました。夏なら最高なんでしょうね。
そろそろ時間なので石垣島に帰ります。
竹富島からは高速船で10分ほど、近いですね。
そして夕食は石垣牛リベンジ!
前日の反省を活かし、今日は評判の焼肉店を予約しました。ちょっと値は張るけど、これはうまい!
大満足。
明日は今のところ何も予定無しなんだけど、天気予報では雨のため、とりあえず明日になってから決めることにします。
雨だったらシーサー手作り体験に行こうかなぁ。
日本一周の旅 (9) 沖縄③
■4/15
朝は雨が降っていたので、宿のチェックアウト時間の11時までのんびりしつつ、なんとはなしに新聞を読んでいると、一面に熊本で震度7と書いてあり驚愕する。
が、今の自分には何もできないので被害が少ないことを願うしかない。
雨が止んだあとは青空が出てきたので出発。
泊まったゲストハウス「ごーやー荘」はご主人がとても親切で、また泊まりたいと思える良い宿でした。
まずは世界遺産「中城城跡」へ。
うーん、雄大。城の石垣からは沖縄中部が一望できます。
お昼は近くにあった知人オススメのお店、坦々亭でタンタンメンを食べました。
ゴマが効いたスープと柔らかい麺がナイスマッチング!
その後は与那原、知念、南城と海岸線沿いをのんびりと走り、安座真ビーチで一休み。
いい気持ちだなぁ。
そこからもう少し行くとある、奥武島へ立ち寄ります。以前にも来たことがある好きな場所。
ここはバイクだと5分ほどで一周できてしまうほどの小さな島。
まずは有名な天ぷら屋に行って天ぷらを購入。けっこう混んでいて待ったけど、揚げたてアツアツです。
せっかくなので海辺まで行って食べます。やっぱり揚げたては美味しいなぁ。
ちなみにここの「さかな」天ぷらはマグロでした。
もうちょっと何か食べたかったので、島の「いまいゆ市場」で海鮮丼をゲット。
もずくの味噌汁がついて500円。安い!味も良し!
あと、奥武島には猫が多いのか、島のあちこちで見かけます。天ぷら食べてたりするとおこぼれ目当てで寄ってきますね。
その後も猫の写真を撮ったり、島をもう一周したりでのんびりしました。奥武島大好き。
この後は那覇までの道を、交通量が少ないところをのんびりのんびり走って帰還。
なんか最後はぜんぜん緊張感なくてゆるゆるだけど、これで沖縄本島一周達成です!
日本一周の旅 (8) 沖縄②
■4/14
いい天気!
昨日無理しなかったおかげで体調もだいぶ良くなりました。
さっそく近くのお店でバイクを借ります。
出てきたのはスズキのアドレスV125。小型二輪免許を取った時に教習所で乗ってたのと同じだなぁ。
1月に自転車で沖縄を旅した時の相棒は「うっちん号」だったので、「さんぴん号」と命名。
よーし、出発だ!
目指すは沖縄最北端の辺戸岬!西周りでどんどん北上していきます。
読谷 残波岬
沖縄の方に教えてもらったお店。アメリカンなガッツリ飯が食べられるとのことで、楽しみにしてたんですがやっておらず…残念。
道の駅許田
シーサイドドライブインでお昼が食べられなかったので、天ぷらを食べました。
うーん、冷めててがっかり。やっぱり天ぷらはあげたてじゃないと。特に沖縄風の天ぷらは衣が厚いので、冷めると微妙ですね。
沖縄の天ぷらの特徴なんですが、魚の天ぷらは「さかな」と非常にざっくりとした書き方で、内容は店や日によって違うようなので、食べてみないと何の魚なのか良くわかりません。
今回は白身っぽかったが何かはわかりませんでした。
古宇利大橋
古宇利島へ繋がるまっすぐな道路。まるで海の上を走っているような感覚を味わえます。ここをバイクで走るのが楽しみだった!感無量です。
古宇利島のビーチ
古宇利島を一周した時に立ち寄った隠れ家的なビーチ。人も少なく最高に気持ち良いロケーション。いいなぁ。
近くのお店でマンゴージュース。なぜかクロワッサンも着いてきました。
ずっとここに居たくなるけど次に進みます。
道の駅ゆいゆい国頭
前回の旅では未踏破だったやんばる地域に入りました。
名物のクニガミドーナツと絵ハガキを購入。クニガミドーナツは普通のドーナツよりモサッとしてる食感で、好みなんですが飲み物なしだと辛いかも。一口食べたら口がパサパサになってしまったので急いでお茶を買いました。
辺戸岬
10時前に那覇を出発して、15時にようやく沖縄最北端辺戸岬に到着!
最北端の眺めを堪能した後、やや急かされるように出発。
なぜかと言うと、これから進むやんばる東部はアップダウンが多く、また街灯もない山道がずっと続きなかなか人も通らないようなエリアのため、日が暮れる前には抜けたかったのです。
30分ほどで奥という地名の集落に差し掛かりました。
郵便局があったので、道の駅で買った絵ハガキをここから出して、先へ進みます。この先はいよいよ人里もなくなる山道。
ちなみに、やんばるは漢字で山原と書くようです。まさに名は体を表す。
だいたいこんな道がずっと続くんですが、その間、ずっと左の「ヤンバルクイナとびだし注意」の看板が頻繁に登場。
どれだけ飛び出してくるんだ、とビクビクしてましたが、結局ヤンバルクイナには遭遇しませんでした。
その後2時間ほど延々と山道が続きます。
景色には変化が無いので退屈といえば退屈なんですが、信号もほかの車もほとんど見ないので走ること自体は楽しかったですね。
やんばるを抜け、徐々に市街地に入り、交通量も増えてきました。それはいいんだけど、そろそろ19時になり暗くなってきました。
さすがに一日で一周は無理だったか…。
今日はここまでということで、近くの沖縄市まで行って宿を取りました。
ここ、沖縄市は以前はコザという名前で、近隣の米軍基地の影響を強く受けた、アメリカ文化が色濃く出ている地域だそうです。
昼にシーサイドドライブインに行けなかったのが悔しかったので、晩はアメリカンなお店でそれっぽいのを食べました。
味はまぁ、普通かな。右上の茶色い棒はドーナツなんですが、米があるから正直いらないかも。
今日でだいたい3分の2以上は廻れたので、明日はのんびり行こうと思います。
日本一周の旅 (7) 沖縄①
■4/13
さてさて、今日から沖縄です。
もともとは、今年の1月に沖縄にちょっと長い期間行っていたのですが、ずっとどんよりした天気でちょっとがっかりでした。
地元の方に「1月はいつもこんなもの、3月とか4月は気候がいい」と聞いたので、前々から4月に日本一周を絡めてリベンジするつもりでした。
が、4月に入ってから天気予報をチェックしていると、なんだか沖縄はずっと雨…。なんでも4月における観測史上最高の降雨量になってるとか。
どんだけ運が悪いんだ…。
しかしもう日程は決めてしまっているため、あとはほんの少しでも晴れてくれることを期待するしかありません。
沖縄での行動計画は以下になります。
4/13-15 東京から沖縄へ。レンタルバイクで本島を一周
石垣島へはバイクを持っていく手段が無いため、ベンリィはいったん自宅でお休みさせて、飛行機で羽田から沖縄へ向かいます。
しかし、飛行機に乗ってたときからどうも体調が悪く熱っぽい。やはり一昨日、強風に吹かれて体が冷え切ったのが良くなかったか…。
これはヤバいと思い、薬局で栄養ドリンクと食料を買ったらすぐに宿にチェックイン。具合が悪そうにしているのを見て、宿の方がすごく親切にしてくれたのがありがたかったです。
夜になると雨が強まってきたようで、窓の外の雨音を聞きながら、晴れることと体調が良くなることを祈ってひたすら寝てました。
日本一周の旅 (6)
■4/11
今日は最初の目的地が11時開店なので、朝10時までのんびりしてから出発。
天気は晴れているけど風がとんでもなく強い!
昨日の夜、ベンリィにかけておいたカバーが激しくめくれてしまってました。
すっきりとした青空で走っていて気持ちが良い…はずなんですが、とにかく風が強くて運転に気を使います。
ベンリィの後ろにつけている箱が大きいせいか、ハンドルを取られるだけでなく、時々車体ごと持っていかれるような感覚があり、怖い怖い。
今日は移動せずお休みすることも考えたんですが、雨が降っているというわけでもないので強行します。
さて、昨日から楽しみにしていた茄子の蒲焼き丼です。
佇まいは完全に鰻重ですね。では実食。
うん、うまい!
ナスがジューシーさが濃いタレをバッチリ受け止めていて、ナス好きの自分には本当にたまらない一品です。ナスの下には鶏肉が敷いてあるのもお得感あって良いですね。
食べた後、お店の中にあったパンフレットで、近くの公園で芝桜祭りをやっているということなので行ってみました。
綺麗だなぁ。
空の青さとあいまって、いい風景ですね、
会場の奥の方には大量の鯉のぼりがあったけど、まだ飛んでいませんでした。次のイベントなのかな。
分福茶釜の狸で知られるお寺です。
門をくぐると早速狸の列がお出迎え。
お寺の中にもたくさんの狸が。
お土産屋さんも当然のように狸で溢れています。
お土産屋さんで絵ハガキを探していたところ、昔の絵ハガキをプレゼントしていただきました!ありがとうございます。
この後、近くの郵便局でさっそく送りました。これで群馬も制覇!
ここまで道の駅などで絵ハガキが見つからず、ちょっと焦っていたところだったので助かりました。
最後まで見つからなかったら官製ハガキに「グンマー」と書いて送ろうと思っていたのは秘密です。
しかし、今日は本当に風が強い!
遊水地の前からかなりやばかったのですが、遊水地のあたりは遮るものがまったくないせいか、吹きすさぶという言葉がぴったりなくらいの強風で、正直なところ落ち着いて見ていられる状態じゃなかった。
しばらく歩き回って写真を撮ったりしていたのですが、風に耐えられず退散。
とりあえず絵ハガキを求めて、近くの道の駅に入りました。
あった!
うまい具合に渡良瀬遊水地の絵ハガキがありました。ついでにいなり寿司とチーズケーキを購入。
いなり寿司は棒のような形で、普通の5個分くらいの量があってボリューミー。値下げしていて100円。すっごく安いな。
チーズケーキですが、これかなり美味しいです!ベイクドとレアのいいとこ取りのような食感。また食べたい。
道の駅にポストもあったので、絵ハガキを送りました。どうやらここは埼玉県加須市なようです。じゃあ埼玉はこれで制覇ってことで!
時刻は15時過ぎ。さて、どうしようかな。
栃木に進むか、帰るか。
まだ日程は一日余裕があるものの、4月13日には沖縄行きのチケットを取ってあるので、明日には絶対に帰らなければならない。
宿泊先を探すのなら、ここからなら栃木の小山市が近いが…。
うーん…。
よし、帰ろう。
なんかこの状況で栃木に行くのがノルマ消化みたいに感じてきてしまったため、帰ることにしました。旅は楽しくないとね。
というわけでそこから4時間近くかけて帰ったのですが、この強い風の中、心身ともに疲れ果てて帰宅したときにはもうグッタリ。
特に寒さにはだいぶやられてしまい、震えで歯がガチガチしてたほど。帰ってすぐ風呂に入って暖まったのですが、結局は風邪っぽくなり次の日寝込むことになってしまいました。
ともあれ無事に帰ってこれてよかった。
関東甲信の旅はいったんここまで、次は沖縄に飛びます!