日本一周の旅 (24) 塩とほうじ茶
■5/29
朝からかなりの雨降り。休みにしたのは正解だったかな。
再びひろめ市場へ向かいます。
途中にある日本三大がっかりのひとつ、はりまや橋。
実は昨日、ひろめ市場で高知名物カツオの塩たたきを食べようと思っていたんですが、着くのが遅かったので目的の店がもう閉まっていたのでした。
なので今日はリベンジです!
日曜日なので開店前からかなりの行列。
藁で焼くところを直に見られます。
カツオの塩たたき定食&あおさの天ぷら
うーん、うまーい!
朝から並んだ甲斐がありました。
関東ではカツオのたたきはポン酢が一般的ですが、高知では塩で食べるのがメジャーらしいです。鮮度が良くないとできないんでしょうかね。
ひろめ市場の外では何やらフリーマーケットらしきものが行われました。
ほうじ茶ソフトクリーム300円。ちゃんと苦味がほうじ茶の味でうまい。ほうじ茶好きなので気に入りました。
あとはひろめ市場で買った惣菜をつまみながらホテルでダラダラしてました。
あと、昨日でいろいろずぶ濡れたので、バイクのグローブとかメットのインナーを洗ったりで一日終了。
ひろめ市場近くのやたらアートな交番
明日は走るぞ!
日本一周の旅 (23) 雨の室戸岬
■5/28
徳島からスタート。
今日は朝から雨模様…。
だけど、走れないほどではないので進みます。
素泊まりでの宿泊だったのですが、サービスでフルーツとクリームブリュレ、コーヒーをいただきました。
宿のご主人いわく、四国にはお遍路さんに食べ物などを提供する「お接待」という文化があり、この宿でもその精神で旅人にサービスしているんだそうです。ありがたいなぁ。
テレビの天気予報を見ながら宿のご主人と会話していると、いろいろと親切に教えてくださった上にバイクのメットに使うと良いと、撥水コートのワックスを渡してくれました。
いただいたワックスを塗ってレインウェアを着て準備ができたのは9時頃出発。
親切なご夫婦が経営される「民宿大砂」は本当にあったかい宿でした。
しとしと降る雨の中、目指すは室戸岬。
そういえば徳島の絵ハガキを買うのを忘れていた!
と、ふと気づき徳島最後の道の駅に寄ったのですが、残念ながら絵ハガキは無かったので泣く泣く諦めます。
これはいつかリベンジせねばならんな。
高知に入り、あとは走り続けるのみ。
雨はそれほどでもないんですが、やっぱり路面が濡れていると慎重にならざるを得ないので疲れますね…。
室戸岬に到着。
雨が強まってきたのであまり長居はせずに出発。
しようとしたら、中岡慎太郎先生の像があったので、立ち止まって撮影。徳島側から来ると突然現れる角度なんですよ。
さて、後は高知市までガンガン進みます。
今日は雨だったので、途中立ち寄った道の駅でビバークしてる人もちらほらいました。四国は旅人が多いなぁ。
桂浜に到着。
なんか人間のおっさんみたいな顔の土佐犬氏。
坂本龍馬先生ともご対面。
龍馬先生はさすがに人気で、たくさんの人に囲まれてました。
ここから高知市街はすぐ。
高知城近くの「ひろめ市場」に行きました。観光客だけでなく、地元の方々もたくさん来て賑わってますね。
晩ごはんはひろめ市場で買ったお寿司。
土佐巻きと言うらしいです。要はカツオのたたきの巻き寿司なのかな?
明日は本降りになるようなので、ビジネスホテルに2日泊まることにしました。
それにしても、高知には5年前くらいにも来たのですが、その時も雨が降っていたんだよなぁ…。どうも高知は鬼門です。
日本一周の旅 (22) 哀しみのうず潮と徳島ラーメン
■5/27
すぐに戻ってくるつもりだったのですが東京でダラダラしてしまい、予定よりも4日ほど遅い高松への帰還となりました。しかしただダラダラしていたわけでなく、こんなものも作ってみました。
日本一周ボード!
地元永山アピールとして、ゆるキャラ「永どん」もつけてみました。
ベンリィに早速セッティングして、気分も新たにスタートです!
予定通り東へ向かい徳島へ。
津田の松原を抜け…。
ベッセルという温泉施設でひと休みします。
深夜バスからの運転で少し寝不足気味だったので、景観の良い露天風呂に入ってお昼を食べたあと、一眠りしてすっきりしました。
鳴門大橋公園に到着。チケットを買って展望台へ。
長い長いエスカレーターです。
売店で買った、すだちドリンク。
気合が入ったパッケージだったので、甘えの無い酸っぱさを期待したのですが、結構甘口でした。
次は鳴門大橋の下を徒歩で渡れる「潮の道」へ。
橋の上からうず潮ポイントを見下ろすことができます。
時間的にはちょうど干潮のいい時だったのですが、はっきりとした渦になってるのは見つけられず…。
徳島ラーメンを食べに行きました。
ネットで人気の店に行ったのですが、なんか知ってる徳島ラーメンと違う感じ。あっさりしてて卵もないし、ほとんど普通のラーメンですね。
どうも徳島ラーメンには白系と黄系という区分けがあるらしく、このラーメンは白系のようです。
ガッツリした徳島ラーメンが食べたかったので、黄系の店が良かったかな。
その後は徳島の南端にある海陽町まで海岸沿いに走り、民宿に泊まりました。
遅れたぶんを取り戻そうと急いだのですが、さすがに室戸岬まで行くのは無理だったか…。
晩は徳島B級グルメ「フィッシュカツ」を食べました。
魚のすり身をスパイシーな味付けで揚げ物にした一品。味は…。
これはアレだ、あの駄菓子のビックカツの親玉といった感じでビールに合いそう。ビール飲めないけど。
日本一周の旅 (21) オリーブの島へ
■5/21
ちょっと急用ができてしまい、いったん東京に戻ることになったため、今日は夜に高松から東京行きの深夜バスに乗ります。
バスの時間までは小豆島に行くことにしました。
とりあえず朝食は安定のうどん!
肉うどんが有名なお店に行って看板メニューを頼んでみたんですが、中盛りでもすごい量が出てきました。
開店直後だったので天ぷらがまだ出てなかったのと、肉うどんは生醤油が無くてぶっかけオンリーだったのが残念でしたが、味も良いしすごいボリュームだし、これで500円でお釣りが来るって安すぎですね。すごいぞ香川!
フェリーの時間が近づいてたので急いでうどんを食べて行ったのですが、現金の手持ちがなくてお金をおろしている間に逃しちゃいました。
違う港に向かう、30分ほど後のフェリーで行ったのですが、こうなるんだったらゆっくり食べれば良かったなぁ…。
乗船時間一時間ほどで小豆島に到着。
帰りのフェリーの時間まで、島を一周しつつブラブラと観光地巡りかな。
小豆島といえば24の瞳の舞台として有名で、映画に関連する建物が観光地になっているのですが、ぼくは映画も小説も見たことがないのでいまいちよくわかっていません。
とりあえず小豆島といえばオリーブの産地で有名ということで、オリーブコーラなど飲んでみます。
味はいたって普通のコーラなんですが、後味にちょっと苦味を感じます。これがオリーブテイストなんだろうか。
オリーブってそんなに主張の激しい味じゃないから、オリーブ味って言われてもよくわからないですよね。
醤油工場の記念館。周囲にはものすごい醤油の匂いが漂います。
島の南東にある灯台ですが、道が草に覆われててとても近づけない…。
海岸沿いはやはり絶景多し!
ひとしきり海沿いを走った後は島の中心部へ。
島内の道の駅、オリーブ記念館。ギリシャ風の建物や風車などの風景が特徴です。
なんでギリシャ風?と思ったんですが、たぶんオリーブ繋がりなんでしょう。
名物のオリーブソフトクリームを食べてみました。抹茶のような苦味が感じられます。コーラもそうだったけど、オリーブ味は基本的に苦味ってことなんですね。
絶景ポイント、千枚棚田は水が張ってない田もあったりでちょっと期待はずれだったかも。
暑くて喉が渇いたので、近くの有名店こまめ食堂で一休み。
はっさくジュース。生絞りだけあってものすごい酸っぱさ。甘えがない味でした。
その後は有名なツーリングロード、小豆島スカイラインを通り、深い渓谷にある絶景ポイント、寒霞渓へ。
寒霞渓から戻るとそろそろ帰りの時間が近づいてきたので、港へ戻ります。
妙にシャレオツなフェリー切符売り場。が、こちらは高松行きではなかった。
元々は高松に戻ってからお風呂に入ってバスに乗る予定だったのですが、行こうと思っていたところが実際は高松駅からけっこう離れてたので、思い切って一本フェリーを送らせることを決めました。高松着いてからがかなりタイトだけど、多分なんとかなるはず…。
できた時間で、港近くのホテルの日帰り湯へ行き、その後フェリーポートにいた移動販売車のピザを買って、夕日を見ながら食べました。
たぶん小豆島のオリーブを使っているはず!なのでローカルフードということで…。
帰りのフェリーに乗ります。さよなら小豆島。
その後は無事に高松から東京の自宅に戻りました。ベンリィは高松駅の地下駐輪場に預けています。
再開後は徳島へ南下します!
日本一周の旅 (20) 山登りからの山登り、うどんからのうどん
■5/20
早起きして、道後温泉の別館「椿の湯」で朝風呂と散歩。
道後温泉前の商店街で絵ハガキをゲット。
さて、9時も過ぎたし出発しますか。
利用した宿、道後ドミトリーホテルさんはご主人がとても親切で、場所も道後温泉に近くとても良い宿でした!また利用したい。
まずは近くにある松山城へ。遠くから写真を撮ってさっと移動するつもりだったのですが…。
え?山!?
ちょこっとだけど天守が見えますが、全体的には山にしか見えません。
車道もなく、どうやら城を見るためには徒歩で昇るしかない模様。
これは…かなりきつい。せっかく朝風呂に入ったのに早くも汗だくに。
音を上げたくなったところで、ようやく城が出てきました。
おお!
高いところにあるから他の建物が視界に入らず、素晴らしい眺めです!
苦労した甲斐がありました。この後は来た道をまた通ることになるんですけどね…。
例によって海岸沿いを進もうとしたのですが、愛媛〜香川の海岸は工業地帯が多く、あまりいい景色ではないですね。
お昼は香川と言ったらやっぱりうどん!
ということで、途中にあったセルフうどんのお店に。
あとで確認したら、ここはまだ愛媛だった…。まあ、味は美味しかったからいいんですけどね。
5年くらい前にも来ていて、その時に一番上まで登っているので今回は良いかなとも思ったんですが、なんか松山城を登ったことで変なテンションになっていたせいか、また登ることにしました。
まあ、すぐ後に「やっぱりやめときゃ良かった」と思うことになるんですけど。
つ、着いた…。
二度目の山登りにもう膝が笑っております。
達成のご褒美に、ちょっと高級なうどんを食べました。
うーん、麺がものすごくモチモチで天ぷらもサクサク!うめぇ!
ぼくは生醤油うどん好きなので、天ぷらうどんはぶっかけしかなかったことがちょい残念かな。
髙松に到着したあとはビジネスホテルを取って宿泊。今日は体を酷使したので、個室できちんと体を休めることにします。
当初はまったく計画していなかった二度の山登り、こういういきあたりばったりも旅の楽しみなんでしょうね。